メタボの予防、解消におすすめな食材はこれだ!
2017/09/08
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メタボリックシンドローム。メタボという言葉が一般的になって早10年近くが経ちました。
ただの肥満を指差して、「メタボ体型だねぇ」なんて話をすることも多いですが、実際に対象となるのは
内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態
…のことを指すもよう。
そもそもメタボって何?メタボの基準とは?を知りたい方はこちらもチェックしてみてください。→メタボの原因となる食事
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メタボを防ぐ食事
メタボを防ぐ為に痩せる事は一つの方法です。メタボ予防や解消のためにおすすめな食材は以下のようなものがあります。もちろん、どんな食べ物も食べすぎは逆効果。栄養面で偏りがないよう、食事には気をつけましょう。
ビタミンB2が豊富なレバー(豚・牛)
脂肪代謝促進や脂肪の蓄積を予防してくれます。レバーに含まれるビタミンB2が脂肪を燃焼させてくれる為に脂肪燃焼ビタミンとも呼ばれています。脂肪の代謝を促進する働きがある為に脂肪を蓄積する働きがあるので、メタボを防ぐ効果は大きいです。内臓の中の脂肪を溜め込まないので肥満になりづらい面もあります。そしてその他に貧血の予防にもなります。
脂肪燃焼ならとうがらし
とうがらしに含まれる辛み成分(カブサイシン)は脂肪分解を促進してくれます。この事で体脂肪の燃焼を促してくれるので発汗作用や血行促進の働きにより太りづらくなります。それと似たような効果で冷えの改善や新陳代謝の促進など似たような効果があります。含まれる食品としては七味唐辛子やキムチ・タバスコがありますが適度にとらないと、逆に胃腸への負担が大きくなるので適度にとるようにして下さい
Lカルニチンが豊富な赤みの牛肉
牛肉と聞くと太るようなイメージがありますが、牛肉にはアミノ酸の一種であるLカルニチンが豊富なため脂肪の燃焼を促進してくれます。特に運動前に摂取する事により運動との相乗効果で脂肪燃焼効果を更に促進してくれます。またその他にも貧血の改善や血中脂質の改善にも効果があると言われているのでイメージとは違ってきます。牛肉の赤肉はカロリーは少ないので量のコントロールは楽です。
脂肪分解酵素を活性化させるゴーヤ
ゴーヤの共有リノール酸は脂肪分解酵素のリバーゼを活性化する働きがあるので脂肪分解や脂肪燃焼を促進してくれます。また体脂肪の蓄積も予防してくれるのでより太りにくくなります。その他胃を健康にもしてくれるのである意味万能薬の様です。またゴーヤ茶のような物もあるので種まで焙煎してくれるのでゴーヤの良い成分を余すことなく摂取できます。
脂肪分解を促進するしょうが
しょうがに含まれているショウガオール・シンゲロールには脂肪分解を促進する働きがあります。それと同時に脂肪の蓄積を予防してくれるので相乗効果として活用できる食材です。またインシュリン感受性を高めて血糖値の低下や高血圧改善・血中脂質の低下の効果もあるので、肥満予防だけでなく他のメタボの改善も期待できます。
キノコキトサンが豊富なえのきだけ
エビ・カニに含まれているキトサンですがキノコにも含まれています。キノコキトサンと呼ばれているこの成分は脂肪の吸収の抑制や食物繊維の働きにより便通の改善やコレステロールの低下など体内の健康を維持する事で脂肪を溜め込まないようにしてくれます。えのきだけはこのキノコキトサンが多量に含まれているので特にお勧めです。
運動の前ならコーヒーを!
コーヒーに含まれるカフェインが脂肪の燃焼を促進する働きがあります。しかしこのカフェイン単体でこの効果が生まれる訳ではなくこの効果を得るには運動と併用する事でより一層の効果が生まれます。
食材の効果的(注意すべき)調理方法
食材に良い効果があっても調理方法でその効果が上手く得る事が出来ない場合もあります。そこで注意したいのが以下の点です。
- 揚げ物を減らし蒸し料理や茹でる料理を中心とする
- 肉はウォーターオーブンやグリルなどを使い余分な油分を落とす
- 肉は脂身の多いバラ肉を避けて脂分の少ないヒレ肉を使う
- 揚げ物は食材を大きめにカットし脂が吸収する面積を減らす
ここに挙げた以外にも、たとえば暴飲暴食や、寝る前に食事を摂取すること、偏った食生活、清涼飲料水(ジュースや炭酸など)を普段から飲むこと、お酒を大量に飲むこと、などはメタボへの距離を縮めます。