動脈硬化の原因となる食事、予防する食事
2017/09/08
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現代病の1つとなっている動脈硬化。早い人では30代のうちから発症してしまう事もあるそうで、心筋梗塞や脳梗塞の原因となっています。
食の欧米化が進む現代では患者数も増える一方だとか。後遺症が残ったりしてしまうと、ご本人はもちろんご家族も辛いですよね。
動脈硬化とは?食事で防ごう!
そこで今日は動脈硬化の原因となってしまう食事と、予防や改善が期待できる食事をご紹介したいと思います。これを機に、ぜひ食生活を見直してください。
悪玉コレステロールが増えることで血管の壁が厚くなって血流が悪くなったり、硬化してしまう症状のことです。さらにこの悪玉コレステロールが酸化してしまうことによって、動脈硬化へのリスクは格段に上がってしまいます。
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動脈硬化の原因となってしまう食事や習慣
血管を詰まらせる原因となる悪玉コレステロールなどを溜め込まないために、毎日の食事や生活から見直しましょう!
食生活を見直すだけで動脈硬化はきちんと予防できます。遅いということはありませんので、以下の食事に注意し健康的な食生活を送ってください。
味の濃い食事
高血圧につながります。血圧が上がると血管に負担が掛かるので、減塩を心掛けてください。
動物性油脂(脂身の多い肉、バター、生クリーム)
ドロドロ血液の原因になります。中性脂肪やコレステロールが増え、血栓を作ってしまうことも。お肉が食べたいときはササミなど脂分の少ないお肉に変えましょう。
お菓子
高血糖は血管を傷つけてしまうことがあります。また、バターや生クリームを使用しているため、洋菓子よりも和菓子の方がオススメです。
食べ過ぎ
高血圧、高脂血症の原因となり、肥満を招きます。腹八分目に抑えておきましょう。
アルコール、たばこ
アルコールの飲み過ぎは高血圧の原因に。たばこは悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させてしまう作用が。
日ごろはあまり気にしていなくても、言われてみると心当たりはありませんか?特に喫煙は万病の元です。早めの禁煙を心掛けてください。
動脈硬化を予防、改善する食事
ドロドロ血液も硬化してしまった血管も、食生活でやはり大きく改善されます。食事を見直して血液をサラサラに、血管を丈夫にしましょう。
青魚
青魚に含まれるDHAやEPAには、中性脂肪を下げる作用があります。
きのこ類、ゴボウ、キャベツなどの食物繊維
コレステロールや中性脂肪の吸収を抑えてくれます。どうしてもこってりした食事が食べたいときは、食物繊維を摂ってからにしましょう。便秘解消にもなります。
海藻類
コレステロール値を下げてくれます。血液検査で気になったら積極的に摂取しましょう。
大豆製品
納豆や大豆には血管年齢を若返らせる効果があります。減塩のお味噌を使ったワカメのお味噌汁などはいかがでしょうか?
緑黄色野菜
悪玉コレステロールの酸化を防ぐ抗酸化作用があります。生で食べるよりもオリーブオイルなど植物性油脂で炒めてから食べると、より効率的に栄養を吸収することが出来ます。
どうしても嫌いで食べられない!というものはサプリメントで補うこともできます。特に青魚に含まれるDHAやEPAのサプリメントは数多くありますよね。
動脈硬化は食事以外にもストレスや睡眠不足が拍車を掛けてしまうこともありますので、生活習慣の見直しも大切です。長く続けることが重要ですので、ストレスにならないよう少しずつ変えていきましょう。