胃腸風邪に効く食事、避けるべき食事とは。
2017/09/08
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秋から冬にかけて空気の乾燥に伴い、大流行するのが胃腸風邪。ノロウィルスやロタウィルスは耳にしたことがあるのではないでしょうか?夏に生ものから感染するO-157も胃腸風邪の一種です。
成人であれば重症化することはありませんが、それでも腹痛や下痢、嘔吐が続くのは辛いですよね。気をつけていても感染してしまったとき、どのような食事が胃腸に負担をかけないのか?今日は胃腸風邪に適した食事に関してご説明したいと思います。
胃腸風邪の時に避けた方がいい食事、オススメの食事
まずは胃腸風邪にかからないために・・・
1番はやはり手洗いうがいです。帰宅後はもちろん、パンなど直接触る食事をする前もした方がいいでしょう。また、緑茶の殺菌作用も有効です。食前と食後にコップ1杯ずつで構いません。
お茶の名産、静岡県ではノロウィルスの感染率も低いのだとか。ただ、中には下痢や腹痛を起こしてしまう方もいるそうなので、少しずつ飲んだ方がいいかもしれないですね。
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胃腸風邪の時に避けた方がいい食事
下痢や嘔吐が続くときは胃腸に優しい食事を心掛けましょう。自覚症状が治まってから数日掛けて普通の食事に戻していってくださいね。
柑橘系の果物
みかんやグレープフルーツなどは胃を刺激して吐き気を増してしまいます。症状が治まっても、1週間ほどは避けましょう。
きのこ類
食物繊維が多く含まれているため、下痢が酷くなってしまいます。
バナナ
バナナに含まれるカリウムには利尿作用が。脱水が酷くなってしまう可能性があるので避けましょう。
刺身などの生もの
→胃腸風邪の中には生ものが原因で起こる場合もあります。必ず加熱調理されたものを食べてください。
香辛料、油っこいもの
胃を刺激してしまい、症状が重くなってしまいます。これもやはり症状が治まってから1週間は我慢しましょう。
胃腸風邪の時にオススメの食事
吐き気や嘔吐が無い場合は食べられそうなものを少しずつ食べていきましょう。水を飲んでも吐いてしまうようであれば、早めに病院へ行って点滴をしてもらう必要があります。
スポーツ飲料
→下痢や嘔吐があるときはとにかく水分補給が重要です。水で薄めた方が吸収が早いので、こまめに飲んで脱水にならないよう気をつけましょう。
ヨーグルト
→ヨーグルトに含まれるラクトフェリンというたんぱく質がノロウィルスと戦ってくれます。予防にも効果が。
やわらかく煮たうどん、おかゆ
→消化に良く、胃腸に負担を掛けません。飲んで食べられるぐらい軟らかく作れば、食欲が無くても食べやすいですよ。
豆腐
→卵豆腐でも大丈夫です。胃に優しく、たんぱく質を補給できます。ただし冷奴ではなく、湯豆腐などで食べましょう。温かい方が吸収が良いです。
かぼちゃ
→緑黄色野菜の中でもビタミンの含有量が高いです。甘くて食べやすいので、お子さんにもオススメですね。
ヨーグルトにりんごのすりおろしを混ぜたり、軟らかく煮たかぼちゃの裏ごしを使っておかゆを作るのもいいでしょう。食べられない時は無理して食べる必要はありません。
1日ぐらいでしたらほとんど食べなくても大丈夫ですが、水分補給だけは充分に行ってくださいね。
症状自体は数日で治まりますが、食事は徐々に戻していってください。また、人によっては2週間から3週間は菌の排出があります。もしも家族の誰かが感染してしまった場合は二次感染に気をつけてしっかり消毒!「家族全員かかってしまいました」なんていうことにならないように気をつけましょう。