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食事を変えてみんなで健康になろう。食事と健康は多くの人にとって一生切り離せない大事なテーマです。 食べることで体が作られ、その健康状態を維持するための重要な要素もまた食事。毎日の食事から健康になるのが1番ですよね。

胃潰瘍の時避けるべき食事、回復のための食事。

      2017/09/08

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ストレス社会と呼ばれる現代で、胃潰瘍は最も身近な病気なのではないでしょうか。責任感が強く几帳面で神経質な人は特に注意が必要です。人間関係や仕事などストレスは多いと思いますが、上手く発散するのもまた難しいもの。

胃潰瘍の時は何を食べるべき?回復の食事、避けるべき食事

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人に頼ったり相談したりするのが少し苦手な方もいらっしゃいますよね。出来れば胃潰瘍にはならないのが1番なのですが、もしもなってしまった時、とっても大切なのは食生活です。せっかくお薬を飲んで仕事を休んでも、間違った食生活では回復が遅くなってしまいます。

そこで今日は胃潰瘍の時に避けた方がいい食事と、オススメの食事をご紹介します。適した食事で早めに回復しましょう!

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胃潰瘍とは

ストレスや飲酒、喫煙が原因で胃の粘膜が酷くただれてしまう状態です。食後の腹痛が特徴で、みぞおちの辺りが痛みます。食欲不振や吐き気、嘔吐、胸焼けなどが主な症状ですが、胃の不調はよくあること。

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また、自覚症状が無いまま進行することもあるのでなかなか気づきにくいのが難点ですね。放っておくと胃がんの原因にもなりますので、症状は注意深く観察してください。

胃潰瘍の時に避けた方がいい食事

胃の粘膜が非常に荒れているため、食事にはかなり注意が必要です。「意外と平気なのでは?」と思っている食事でも「実はだめだった」というものもあると思うので、以下の食事を参考にしてみてください。

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コーヒーや紅茶、緑茶など
→カフェインを多く含む飲み物は胃酸の分泌を促してしまうので避けましょう。意外にもウーロン茶もカフェインが多いです。麦茶は大丈夫ですので、安心してください。

きのこ類やゴボウなどの根菜
→意外かもしれませんが実はダメ。食物繊維が多く含まれています。消化に悪く、胃に負担を掛けてしまうので避けましょう。

香辛料、酸味の強い食べ物
→カレーや酢の物などは、やはり胃酸の分泌を促します。味付けの濃い食べ物にも注意してください。

頭痛薬などの痛み止め
→食事ではありませんが、痛み止めにも気をつけてください。鎮痛効果のある成分が、胃の粘膜を保護する成分も減らしてしまいます。どうしても必要な時は医師に相談しましょう。

アルコール、タバコ
→最も気をつけなければいけない習慣です。胃酸の分泌が過剰になり、症状が悪化してしまうことも。タバコは特に再発率が高くなるので、絶対に止めましょう。

胃潰瘍にオススメの食事

ストレスにならない程度にバランスの良い食事を心掛けましょう。「食べたくないな」と思いながら食べてしまっては食事療法の意味がありません。ゆっくり噛んで腹八分目を目安に。食欲と相談しながら食べられそうなものを食べていきましょう。

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赤身の肉、魚類
→赤身の肉や魚類であれば消化にもよく、たんぱく質も摂取できます。なるべく油を使わず、茹でたり蒸したりして食べましょう。

キャベツ
→キャベツに含まれるビタミンUという成分は胃の粘膜を修復してくれます。千切りよりも軟らかく煮た方が食べやすそうですね。

ヨーグルト
→消化に良く、乳酸菌は胃潰瘍の原因の1つであるピロリ菌を退治してくれます。乳酸菌にはいろいろ種類がありますが、LG21と書かれたものがオススメです。

オクラ
→ネバネバに含まれるペクチンとムチンという物質は胃の粘膜を保護してくれるので、胃潰瘍の時はもちろん、予防にも適しています。ペクチンはりんごにも含まれているんですよ。

バナナ
→消化に良く高カロリーなので、食欲が無いときには食べやすいと思います。腹持ちもいいのでオススメです。

先程も書きましたが、1番はストレスを溜めないことです。充分な睡眠と休養で上手に向き合っていきましょう。また、趣味を見つけたり熱中できるものを探すことも大切です。ストレスは胃潰瘍だけではなく万病の元。1人で悩んだり抱えたりせず、周りに頼れる勇気も持ちましょう。健康が1番ですよ。