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海藻を食べると髪が生える?本当に髪に良い食べ物を知ろう!

      2017/09/08

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平安などの時代では、髪の毛が美しい人が美人の条件だったといいますが、今でも髪が美しい人を見ると、思わず見入ってしまいます。特に、髪は年齢を反映をしやすいので、きれいな髪を保つほど、年を重ねても若々しく見えるものです。

髪を美しく保つためには…

  • ゴシゴシと洗い過ぎない
  • 整髪量をつけすぎない
  • ドライヤーなどの熱を当て過ぎない
  • 濡れた髪をタオルでゴシゴシしない

…などなど、普段の髪の扱いも大事ですが、もちろん日々の食事も大切です。ということで、今回は髪に良い!と言われる食べ物を紹介したいと思います。

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海藻が髪に良い?本当に髪の栄養になる食べ物

薄毛や抜け毛などの、髪のトラブルを防ぐためには、食生活の改善が必要だと言われています。ところで、「髪にいい食べ物」と聞くと、ワカメやヒジキのような海藻類をすぐに思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

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海藻類には、ミネラルやビタミンなどの栄養素が豊富に含まれており、バランスのとれた食生活を維持するのに役立ちます。
バランスのとれた食事は、髪を健康に保つために必要だと言われています。また、海藻類に含まれるヨードという成分が、髪の発育に役立つとも言われます。

ただし、「海藻類を食べると髪が生える」というわけではないようです。含まれる栄養素から、髪の発育や維持に役立つことは考えられますが、発毛効果については、医学的な根拠はないと言われています。
バランスのとれた食生活を送るためにはいい食品ですが、それだけ食べていれば髪が生える、もしくは抜けなくなるということではないでしょう。
単に、その見た目から髪の毛を連想しやすいことも、髪にいいと言われる一因かもしれません。

髪にいい食品・栄養素

では、他に「髪にいい食べ物」と言われるものには、どのようなものがあるのでしょうか?

タンパク質
タンパク質不足は、髪によくない影響を与えてしまうと言われています。髪の主成分は、ケラチンというタンパク質とされています。

ケラチンの素となるメチオニンは、必須アミノ酸のひとつです。必須アミノ酸とは、人間の体を作るアミノ酸のうち、体内で合成できないもののことで、食事などで摂取する必要があります。メチオニンは、特にアジやサバなどの魚介類や、鰹節、牛乳やチーズ、昆布などにも含まれていると言われています。肉類や卵などからも摂取することができるようです。

亜鉛
亜鉛が不足すると、ケラチンの合成が上手くいかなくなり、髪が抜けやすくなるなどの影響があると言われています。亜鉛はチーズやレバー、大豆、ウナギなどの食品に含まれるとされています。また、牡蠣は亜鉛を多く含む食品として、よく知られているようです。

亜鉛は男性ホルモンの代謝に必要なため、男性にとって特に必要度の高い栄養素だと言われることも多いようです。ただし、過剰摂取は貧血などの原因になるとも言われています。亜鉛のサプリメントを飲んでいる人は、摂り過ぎに注意した方がいいかもしれません。


各種ビタミン

ビタミンにはそれぞれ、様々な働きがあるとされています。たとえばビタミンAには、頭皮の乾燥やフケなどを防ぐ効果があると言われます。ビタミンB群も、細胞の代謝を促進させるなどの働きから、髪にいいと言われています。

ビタミンCには、抗酸化作用や、ストレスを抑制するなどの効果があるとされています。また、ビタミンEには、毛細血管を広げ、血行を良くする効果があると言われており、これも髪にとってはいいと言われているようです。

ビタミンは様々な食品に含まれますが、特に野菜や果物には、多くのビタミンが含まれていると言われています。普段の食生活では、不足することも多いと言われる野菜類ですが、意識して摂るように心掛けたいものです。

オメガ3脂肪酸

髪の毛幹(毛髪の、頭皮から外に出ている部分)や頭皮の細胞膜を作るとされるオメガ3脂肪酸も、髪にいいと言われる栄養素のひとつです。オメガ3脂肪酸は、サバやイワシなどの青魚、またクルミなどのナッツ類にも多く含まれていると言われています。

豆類

大豆やインゲン豆などの豆類からは、亜鉛やビタミンB群など、髪にいいとされる栄養素を摂取することができると言われています。中でも「髪にいい」として、納豆を薦める意見が多いようです。タンパク質や亜鉛などを豊富に含むほか、納豆に含まれる大豆イソフラボンも、抜け毛などの予防に効果があると言われています。加えて、食べるのにあまり手間がかからないのも、納豆の強みだと言えるでしょう。

髪によくない食品・食事

髪に良い栄養を摂取するとともに、髪によくない食事はできるだけ排除したいもの。どんな食べ物が良くないのでしょうか?

食べ過ぎにも食べなさ過ぎにも注意

食べ過ぎは、髪によくない影響を与えると言われています。まず、食べ過ぎは肥満につながることが考えられます。太ると血流が悪くなり、末端に血液が通いにくくなるとされています。そのため、髪に必要な栄養が行き渡らなくなることが考えられるのです。

また、肥満になって汗をかきやすくなることも、頭皮が詰まりやすくなるため、髪によくないと言われています。加えて、食べ過ぎは内臓に負担をかけてしまいます。内臓がうまく機能していないと、必要な栄養素を取り込むことができず、髪に十分な栄養が行き渡らなくなることが考えられます。

また栄養不足は、ダイエットなど、過剰な食事制限によっても引き起こされる場合があります。食べ過ぎるのも、食べなさ過ぎるのも、髪にとってはよくないと言えるでしょう。

肉中心の食生活

タンパク質などの栄養素を豊富に含む肉類は、決して髪にとって、有害な食品だとは言えないでしょう。しかし食べ過ぎると、抜け毛や薄毛などの原因になりうると言われています。

肉の食べ過ぎは、脂質の摂り過ぎにもつながります。脂質の摂り過ぎは、皮脂の過剰分泌の原因になると言われています。皮脂は髪にとって必要なものではありますが、分泌されすぎると、抜け毛や薄毛などの原因になってしまうとされています。また肉中心の食事は、摂取カロリーも高めになりがちです。肥満を防ぐためにも、食べ過ぎには注意した方がいいでしょう。

なお、脂質だけでなく、糖質の摂り過ぎも皮脂の過剰分泌につながると言われています。そのため肉だけでなく、甘いものの食べ過ぎもまた、髪によくないと言われています。

塩分の摂り過ぎ

塩分の摂り過ぎは、血流の悪化の原因になると言われています。そのため、髪にも悪影響を及ぼすことが考えられます。

なるべく自炊を心がける

外食やインスタント食品に頼った食生活は、カロリー過多や塩分過多に陥りやすいと言われています。限られた外食のメニューの中から、髪にいいとされる栄養素を含むものを、毎日選ぶのも難しいことでしょう。カロリーや塩分の摂り過ぎを防ぎ、かつ髪にいいとされる食品を食べるためには、自炊をするのが効果的だと言われています。手間のかからない外食や既製品は便利なものですが、頼りきりにならないようにしたいものです。

髪の毛を含めたからだは、毎日の食事によって作られます。少しだけでも気を使うことで、きっと小さな変化が現れるはず。自分のために、気を使ってあげましょう。