野菜クズの栄養とは!?捨てずに利用する方法や簡単な料理方法。
2017/09/08
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健康の為に日頃いろんな野菜を食べている方が多いと思いますが、栄養は効率的に摂れていますか?お料理をする際、野菜のヘタや芯、余分な葉っぱや皮を捨ててしまっていると思いますが、実はそういった野菜クズにも栄養が含まれているのです。もちろん全ての野菜の全ての部分を食べられるというわけではないので、注意も必要。そこで今日は野菜クズの栄養と使い方、食べられる部分をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
野菜クズの栄養、簡単な料理方法を知って上手に使おう!
どの野菜のどんな部分に栄養があるのか、使うときの注意点と一緒にご説明します。また、野菜のヘタや皮についての栄養を知っても、食べなれていないですしどうやって調理すればいいのか迷いますよね。そこで簡単なレシピをご紹介しますので、是非試してみてください。
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玉ねぎの皮:ケルセチンが豊富で血液サラサラ!
→血液をサラサラにする効果のある、ケルセチンが豊富に含まれています。実は玉ねぎ自体よりも、皮の方に多く含まれているのです。中性脂肪やコレステロールを下げてくれる効果があるので、ダイエットにもオススメ。
真っ黒に変色していたり、汚れたりしている部分は使わないようにしましょう。1番外側の皮は捨て、中の綺麗な皮を使うようにしてください。
玉ねぎの皮で作る!ケルセチンたっぷりのお味噌汁
- 玉ねぎの皮を水から煮出しましょう
- お湯に色がついたら皮を捨て、好みの具材を入れてお味噌汁を作る
- 根野菜を使う場合は玉ねぎの皮と一緒に水から煮ましょう
- 皮を天日干しで乾燥させ、すり鉢で粉末にするのもオススメです。お味噌汁だけではなく、いろんなお料理に使えます。
カボチャの種、皮で脂肪燃焼効果!
よく乾燥されたカボチャの種が売っていますが、実は脂肪を燃焼させる効果があるのです。皮と実の間にはβカロチンが豊富に含まれており、免疫力を高めガンの予防になるので、皮は捨てないようにしましょう。
農薬が心配な場合はなるべく国産のものを選びましょう。よく水洗いし、お湯でサッと茹でるとより安心です。
カボチャの皮を使ったパン
- 皮は茹でて軟らかくしておきましょう
- 生地を作る際にカボチャの皮を入れ、混ぜ込むように練ってください
- フライパンで乾煎りした種を入れると食感にアクセントが
- 色が少々気になるかもしれませんが、カボチャの栄養がたっぷりのパンに
- カボチャの皮はみじん切りにすると時短になります
ニンジンのヘタは育てて葉っぱを食べよう!
ヘタを切ったら水を入れた小皿にヘタを浸しておくと、数日で葉っぱが出てきます。抗酸化作用たっぷりのビタミンEや、脂質をエネルギーに変えてくれるビタミンB2が含まれています。
ヘタを薄く切ると葉の成長が遅くなるので、少し厚めに切りましょう。買ってから時間が経ち、黒く変色してしまったヘタは使わないようにしてください。
ニンジンの葉っぱで簡単ふりかけ
- ニンジンの葉はよく水洗いを
- ごま油を使って調理すると香りが良くなります
- 白ごま、桜海老、細かくちぎった海苔など、お好みの具材を入れてください
- 塩や出汁の素などで味を調えたら完成です
- サラダやお味噌汁などの仕上げに入れるのも、彩が良くなるのでオススメ。
ピーマンのワタ、種は炒め物などに利用!
ピーマンのワタや種には血行を促進させる効果があります。代謝が上がり、冷え性の予防や改善になるのです。加熱しても栄養素が壊れることが無いので、しっかり火を通して美味しく食べられます。
ワタが黒く変色してしまっているものは食べずに捨ててください。ヘタが実よりも沈んでいる方が美味しいですよ。
食べ慣れないなら食べやすく!ピーマンの肉詰め
- 水洗いしたピーマンはヘタを取り、ワタや種は残しておきましょう
- 挽き肉を詰める際は肉が剥がれないよう、小麦粉をしっかりまぶすのがポイント
- お好みのソースで味付けすれば、食べ慣れない種も美味しくいただけます
- 肉を詰めにくい時は種を取り出し、挽き肉に混ぜ込むと調理しやすいです
ヘタや種をまとめて煮詰め、野菜スープとして食べるのも簡単ですね。ヘタや皮、葉っぱでも野菜の甘味がきちんと出て、とっても美味しいですよ。
ただ捨てるだけなんてもったいないですよね。余すところ無く活用し、栄養を効率的に摂って健康的な毎日を過ごしましょう。