食事健康ドットコム

食事を変えてみんなで健康になろう。食事と健康は多くの人にとって一生切り離せない大事なテーマです。 食べることで体が作られ、その健康状態を維持するための重要な要素もまた食事。毎日の食事から健康になるのが1番ですよね。

メタボにならない為!飲み会で気を付ける食事やお酒。

      2017/09/08

スポンサーリンク

ある程度の年齢になると気になるのが「メタボリックシンドローム」。いわゆるメタボです。

私が勤めていた会社には40〜50代の人が多かったのですが、まぁメタボ率の高いこと。仕事もしっかりし、飲み会もしっかりし、ハードに生きてきたこの世代は、年齢や役職と共に脂肪も溜め込んでしまった…という方が多いように思います。

飲み会中のメタボ予防に。食事や飲み物の選び方

nomikai

メタボという言葉も軽く使われますが、やはり「いやぁメタボで困るよー」とネタにして放っておくのは危険です。毎日の生活から気をつけていきましょう。

日本では、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm女性90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つに当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
参照:厚生労働省

メタボとは?メタボの原因となる食べ物
メタボを解消・予防する食べ物

今回は飲み会で気をつけるべきことをまとめてみたいと思います。

スポンサーリンク

お酒は蒸留酒を飲む

お酒には醸造酒と蒸留酒の2種類があり、醸造酒は酵母などの菌で発酵させたお酒で総じてアルコール度数は低く甘味や旨味・酸味が感じられる飲み物です。例としてビール・ワイン・日本酒などがあります。対して蒸留酒はアルコール度数が比較的高い為アルコールの味が強いです。例として焼酎・ウィスキーがあげられます。

  • ウーロンハイ
  • 緑茶ハイ
  • ウイスキーソーダ割
  • ウイスキー水割り

などを飲むようにしましょう。

ではなぜ蒸留酒がいいのかというと余分な糖質は脂肪(肉)にしかならず、蒸留酒ではアルコール度数が高いのは蒸発させる事により糖質が無くなってしまうからです。なぜそのようになるのかというと、水は100度で沸騰するのに対してアルコールは80度以上で沸騰するので糖質や甘味・酸味は含まれず、それらは水に残ったままなのです。糖質をいかに減らす事がメタボの抑制の第一歩となります。

飲み過ぎ・食べ過ぎに注意!ビール1杯でご飯1敗のカロリーです。

飲み会での乾杯の定番生ビール中ジョッキ1杯で大盛ご飯1杯ぐらいのカロリーがあります。それと飲み会でのつまみや食事は家庭での料理より脂っこく品数が多いです。そして飲みながらになるのでながらで食事をする事が多くなります。そうする事でカロリーは高くなっていき、その事に気づかずに過ごし後悔する事も多いのではないでしょうか。細かい計算は必要ないですが、なるべく醸造酒(ビール・カクテルなど)蒸留酒(焼酎・ウィスキーなど)がお勧めです。

〆のラーメンは体が欲する!?食べない自制心を

ramen

また、飲み会中だけでなく、〆のラーメンやご飯ものなども気を付けましょう。お酒を飲むと、アルコールの分解で糖質を使うため、血糖値が下がったり、糖質の不足を感じてしまい、たくさん食べているにもかかわらず「お腹が空いた」ような気がするのです。お酒が入って感覚も麻痺しており、ラーメンに小ライスをつけて…なんて人もいるのではないでしょうか?〆のラーメンはご法度。周りが行くといっても、がんばって自制しましょう。

お昼ご飯も気を付ける

夜が飲み会という時は面倒かもしれませんがお昼ご飯から気を付けるとより効果的です。夜はお酒の糖分・おつまみの塩分・脂質が多くなるので、お昼から麺類や丼物などのカロリーの高い物は避けたいです。また糖質主体のパンなども避けたいです。

逆に飲み会ではあまり出てこない(不足する)野菜や豆類・海藻などを中心にお昼ご飯をとる事により代謝をよくする効果もあります。また飲み会の席でも野菜や豆腐・刺身などを中心にとり、揚げ物やデザートは糖質・塩分・脂質が多い物はなるべく避けたいです。夜の席だけでなくお昼からケアすると効果的です。

翌日の過ごし方

飲み会の次の日の食事も気を付けたいです。特に食べ過ぎ・飲み過ぎの後は気を付けたいです。飲み会で不足しているビタミン・ミネラル・食物繊維を朝食で補充するといいです。また食欲がない場合はフルーツや野菜などをとるといいです。

ここで気を付けないといけないのは朝食を抜く事です。朝食を抜く事でお昼に食べ過ぎてしまう事があると注意が必要です。飲み会当日だけでなく次の日の朝に飲み会の時に取れなかった栄養分をとるようにすると、より効果的ですっきりと次の日をすごせるでしょう。

メタボの為のビールの飲み方

メタボの人や予防したい人はビールは飲んではいけないのでしょうか?そんな事はありません。ビールを飲みダイエットする方法もあります。それによると1日に飲むビールの量を決めればいいのです。まずビールはロング缶(500ml)1本を1日の量に決めます。糖質オフのビールもあるのでそういった物は少し量が飲めそうです。

そして特に気を付けたいのが一週間に一度は休肝日を設けるという事です。健康の為にそしてダイエット(メタボ予防)の為にぜひ実行したいです。飲み会では制限を超え、飲みそうですが強い意志で蒸留酒に変えていきたいです。

メタボが気になる方は、お酒が好きなかた、飲み会に出なくてはいけない方も多いと思います。飲みの席だからを油断せず、自制心をもって飲み会に挑みましょう。