脚がよくつる人の食事とは?また脚がつるのを予防できる食事もあるの?
2017/09/08
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何気なくしていてそれは突然やってきますね。筋肉が激しく痛み収縮や痙攣をしてしまいます。激痛で動けなくなるし一度なると何回もなってしまう人もいるので怖い所ですよね。
何かというと…そう脚がつること!
脚がよくつる人の食事とは?
非常に痛くて怖い脚のつりが食事と深い関係があると知っていましたか?自分の食事を少し気をつけるだけで改善することができます。そこで今回は脚がよくつる人の食事とは何か、また脚がつることを予防できる食事もあるので紹介します。
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脚がつるとはどんなこと?症状は?
脚がつることを「こむら返り」と言ったり「有痛性筋痙攣」と言ったりします。
突然強い痛みを感じて意志とは全く関係なく脚の筋肉が痙攣したり収縮したりすることを言います。中にはしびれる人もいて筋肉が固くなるために動かしにくくなってしまいます。
足だけじゃない!全身つる可能性が。
脚がつると言ってもふくらはぎだけでなく脚の指や側面などもつる場合があります。中には脚の他に背中や手、首がつってしまう人もいます。脚がつることが多いのは寝ている時と運動中ですね。
激しく運動すると筋肉に疲れを感じる物質が溜まるので筋肉が異常興奮がおこってしまい、脚がつってしまいます。また普段運動をしない人が運動をすることで筋肉に力を入れるとびっくりして脚がつる可能性もあります。
脚がつる原因は運動だけじゃない!
日本人で脚がつったことがあるという人は全体の6割もいます。ほとんどの人が脚がつる原因は運動不足だと考えていますが、実は運動不足だけではないのです。
まず1つ目は水分不足です。
実は運動不足と同じくらいの割合でおこるのがこの水分不足が原因なんですね。人の体は70%水分でできています。
体の水分が足りなくなると体内で上手く栄養を巡らすことができなくなるのです。普段からあまり水分をとらない人は気をつけましょう。また人は眠る前にトイレに行かないように無意識に水分を控えがちです。しかし寝ている間に人は多くの汗をかいているので、やはり水分不足になってしまいます。そのため睡眠中に水分不足となって脚がつりやすくなってしまうのですね。
2つ目は冷えです。
運動不足で筋肉が低下したり夏場にクーラーなどにあたりすぎたりすると血行不良になって体が冷えてしまいます。
冷えは実は女性が1番多いですね。冷えると筋肉がどんどん縮んで固くなってしまいます。その状態で脚を伸ばすとロック状態になってしまい脚がつってしまいます。冷えは不妊の原因にもなるので脚がよくつる人はこれを機会に治してみてはいかがでしょうか?
3つ目はミネラル不足です。
1つ目の水分不足と一緒で人の体はミネラルと水分がバランス良く体内を巡っていて成り立っています。水分不足はミネラルまで不足させてしまいます。このバランスが崩れてしまうと脚がつりやすくなります。
4つ目は加齢です。
年齢が上がると筋肉も低下してしまいます。筋肉量が減ると疲れやすくなってしまうので結果脚がつる確率が上がってしまいます。疲れを取る食べ物も大事ですので、そちらもあわせてチェックしてみましょう。
こうした様々なことが原因で脚がつりやすくなってしまうのですね。
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脚がつりやすい人の食事や生活はどんなもの?
脚がつりやすい人の食事を紹介します。あてはまる人は改善をしていくようにしましょう。
まず1つ目はバランスの悪い食事です。
栄養が偏ってしまうとどうしてもミネラルバランスが乱れたり水分不足に陥りやすくなります。筋肉疲労を防いでくれる栄養が不足することで筋肉が動かなくなってしまい脚がつってしまいます。
2つ目は冷えた物を好む人、水分をあまり摂らない人です。
夏に暑くなってくるとどうしてもアイスやジュース、そうめんなど冷たい食べ物ばかり食べたくなりがちです。また逆に普段から水分をあまり摂取しない人もいますね。こういった人は水分不足や冷えで脚がつりやすくなってしまいますね。夏でも1日に1回は暖かい食べ物を食べるように意識するようにしましょう。
そして3つ目はお酒を飲む人です。
お酒を飲んで寝たら脚がつって困ったと言う人は非常に多いです。お酒と脚がつることは深い関係があるのですね。人の体はお酒を飲むとアルコールを外へ排出しようと働きます。しかしそうした働きが体内に必要なミネラルなども一緒に体外へ排出してしまうのです。またお酒には利尿作用もあるので水分が出やすくなってしまい脚がつりやすくなります。
脚のつりを防ぐための5つの栄養素と食べ物
脚がつることを防ぐため、または改善するための栄養素が5つあるのでそれぞれの働きなどを見ていきましょう。
まずはミネラルです。
ミネラルは汗をかく時に体の外へ出てしまいやすいので運動をしたり夏場などの汗をかきやすい時は注意が必要です。
ミネラルの中でも脚のつりに関係が深いのはカルシウム、カリウム、マグネシウムです。カルシウムは骨を作るだけでなく筋肉が過剰に働くことを抑えてくれます。カルシウムは小魚、玄米、わかめ、牛乳などに多く含まれています。
カリウムは筋力を調節してくれます。カリウムが不足すると筋肉疲労がおこりやすくなります。
カリウムはアーモンド、バナナ、さつまいも、緑黄色野菜、100%の野菜ジュースなどに多く含まれています。マグネシウムは筋肉の収縮を防いでくれます。マグネシウムが不足すると筋肉が硬くなってしまいます。マグネシウムが多く含まれているのは大豆、ごま、枝豆、かぼちゃ、しらすです。
2つ目はビタミンB1です。
ビタミンB1は神経に働いて疲労回復をしてくれます。ビタミンB1が不足すると神経が過敏になって脚がつりやすくなります。
ビタミンB1が多く含まれているのはうなぎ、玄米、卵、レバー、大豆、まぐろ、かつおなどです。
3つ目はビタミンEです。
ビタミンEは血行を良くしてくれます。ビタミンEが多く含まれているのはアーモンド、あゆ、すじこ、抹茶です。
4つ目はタウリンです。
タウリンは運動することで消費されてしまいます。タウリンが不足すると筋肉疲労がおこって脚がつりやすくなります。タウリンが多く含まれているのはタコ、いか、牡蠣、しじみ、あさりなどの魚介類ですね。
5つ目は水分です。水分は必須ですね。水分は血行を良くしてくれます。普段からなるべく意識して飲み物を飲むようにしましょう。
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簡単に食べられる予防の食べ物は?
色々な栄養素を紹介しましたが、実際に料理をする暇はない!と言う人もいるかもしれません。そんな時にさっと食べられる食べ物を紹介しますね。
まずはバナナです。
バナナはマラソンの競技などでも食べる選手が多く脚のつりを予防してくれると言われていますね。
バナナにはカリウムが豊富に含まれているので疲労防止に抜群の効果を発揮してくれます。またミネラルも豊富に含まれているのでお勧めです。
ちなみにバナナと同じくカリウムが豊富に含まれているトマトも簡単に食べることができますね。水分も豊富に含まれているので夏場などの暑い時もぴったりです。
トマトが無理なら100%のトマトジュースでも良いですよ。また納豆もお勧めです。納豆も朝食なんかにさっと食べることができますね。マグネシウムは豊富に含まれているので筋肉の緊張を防ぎますよ。また夏場は水やお茶よりもスポーツドリンクがお勧めです。スポーツドリンクは不足しているミネラルを豊富に含むのでとってもお勧めです。汗をかく時はスポーツドリンクにしましょう。
つりやすいなら!お勧めメニューも紹介!
脚がつることを予防するにはなんといってもバランス良く栄養素を摂取することが大事ですね。幾つか簡単に作れるお勧めメニューを紹介します。
まずはひじき、油揚げ、豚肉を使用した混ぜご飯です。ひじきを戻して豚肉や油揚げをご飯を炊く際に炊飯器に一緒に入れましょう。ご飯に混ぜても良いですね!玄米のご飯を使用すると効果があがります。混ぜご飯にしなくてもひじきとご飯、豚肉の炒め物でも良いですね。
次は納豆おろしとご飯、またはそばですね。大根おろしに納豆をかけるだけで完成します。
簡単に作れるし食べやすい食事の1つです。ご飯だけでなくそばやうどんにかけて食べても良いでしょう。特に大根おろしはビタミンCが豊富で消化不良も改善してくれます。
胃腸がつかれている人、夏バテ気味な人にもお勧めしたい1品です。いつもの和食に海藻のサラダをプラスしても良いでしょう。おやつにナッツを食べても良いですね。こうして工夫して食事をすることが大事なのです。
脚がつりやすい人はなるべくバランス良い食事を心がけるようにしましょう。寝る時に脚がつってしまう人は眠る前にコップ1杯の水を飲むと良いですよ。
ま汗をよくかく時はスポーツドリンクを持って行くとか、自分で工夫することも大事ですね。